付小芳(Kamui)写真:
http://www.poolnote.com/ 3年前、全日本選手権に初来日した時から、そのストロークの美しさを絶賛されていた付小芳(Kamui)でしたが、やはり正しいフォームは裏切らないということなのでしょうか。昨年の妹分、劉莎莎(Kamui)の優勝に続き、今度は自らが頂点を極めました。昨年の決勝戦、狂った(失礼!)ように叫びながら劉莎莎(Kamui)を応援していた付小芳(Kamui)の姿を思い返すと、何とも感慨深いですね。
9年ぶりの栄冠まであと一歩まで迫ったA・フィッシャー(Cuetec)でしたが、7-7の第15ラック、レストで撞いた9番ミスが致命傷になってしまいました。付小芳(Kamui)も上がりの8番をとばしたものの、9番で隠れるラッキー。あれが見えていたら……。トップレベルの勝敗はやはり紙一重ですね。
これで2年連続で中国勢が世界制覇。今年は昨年の劉莎莎(Kamui)のような超新星は出現しなかったようですが、質量ともに、中国女子の勢いはますばかり。欧米の若手で対抗できるのはJ・オーシャン(Predator)一人と言っていい状況。台湾の主力も20代半ばを過ぎ、10年後の女子ビリヤード界を想像すると……恐ろしいことになりそうですね。日本勢も今回は完敗と言っていい成績に終わってしまいました。どんな世界も同じなのですが、10年先を見据えた強化を考えていかないと、衰退は一気にやってきてしまいます。この記事を読んでいる皆さん、とりあえず、身近な10代女子をビリヤードに誘ってみませんか?もちろん、10代男子もですけどね。
余談ですが、
このサイトのトップに、女子10ボール世界選手権の告知(10月24〜29日 / マニラ)が載っています。現時点では、公式な発表はありません。
付小芳=フーシャオファン
詳細は以下……
posted by mathilda at 09:17| 新潟 |
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