【11月4日・追記】大会名が変更になりました。
【10月23日】過去5年間、マニラで開催されてきた“World Women's 10-ball”が、今年はアメリカのニューヨークのビリヤード場でおこなわれることになりました。賞金等の関係もあって、今回から“WPA世界選手権”の冠がはずれてしまうことになり、2014年は男女とも10ボール世界選手権が開催されないことが確定しました。
2008年に始まった男子の10ボール世界選手権。初代チャンピオンに輝いたのは、決勝で呉珈慶の“トリプル・クラウン”を阻止したダレン・アプルトン(Predator)でした。思い返せばあの大会がアプルトンのポケット界デビュー戦になったわけですね。以後の大活躍はご存じの通り。09年はミカ・イモネン(Mezz/Kamui)が優勝し、10年は開催なし。11年にフーチー・シーが勝った時、赤狩山幸男(Bagus/Kamui/T2F/Justdoit/Throuth)が3位タイに入り、2ヶ月後、9ボール世界選手権で頂点に立ちます。男子はこの11年におこなわれた第3回大会を最後に、ここ3年は開催されず。
考えてみれば、男女合計8回おこなわれた10ボール世界選手権はすべてマニラ開催だったわけです。現在、フィリピン国内で大きなビリヤード・イベントの開催は難しくなっているようです。来年以降の復活に期待したいところですが、果たしてどうなるでしょうか。対して9ボール、は男子がカタール、女子が中国で安定した世界選手権の開催が続いています。一時は9ボールを駆逐する勢いだった10ボールですが、世界的に見ればポケットビリヤードの主流はまた9ボールに戻ってきたように感じられますね。
http://www.wpa-pool.com/web/world_champions
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【Women's International Pool Championship】
※ WPA世界選手権ではありません。WPAランキング対象でもありません。
『WPBA』の公認はありますが、つまりただの国際女子オープンです。
もちろん、APBUランキングとも関係ありません。
昨年の第5回(マニラ開催)まではWPA世界選手権でした。
日程:
ステージ1……12月13〜14日
ステージ2……12月15〜21日
会場:“Steinway Billiards ”、ニューヨーク、アメリカ
エントリーフィー: 520ドル
フォーマット:64名、8組各8名でラウンドロビン、ベスト32からシングル
優勝:14,250ドル
準優勝:6,650ドル
3位タイ:3,090ドル
5位タイ:2,140ドル
9位タイ:975ドル
www.womensworld10ball.com
主催:ドラゴン・プロモーション
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