
優勝:森雄介
「 2013 バンドゲーム トライアルシリーズ 第1戦 」
“ 止まらない天才、森雄介!”
今年もキャロムビリヤード若手プレイヤーの登竜門、バンドトライアルがスポンサーの初戦が4日6日(土)にビリヤードWINDにおいて開催された。今回は一日開催で予選と決勝の会場が分かれ、計18名が参加し、競われた。昨年は森陽一郎プロの子息、18才の森 雄介選手が最終戦でシードプロを尻目にファイナルで小林英明プロをも2キューで撃破、優勝・年間シリーズMVP・年間三賞、全て独り占めするという驚異のパフォーマンスを見せた。今年は天才、森 雄介選手に対しストップを掛けるプレイヤーが出てくるのかが見どころであろう。
試合方式は予選では40点ゲームで5名リーグ2組、4名リーグ2組で各組それぞれ上位2名が、決勝8名シングルトーナメント進出し、ベスト4では、それぞれの敗者同士が3位決定戦となる。
「 安定した上位陣 」
今回の予選リーグでは全体的にいつもの上位陣が強く、下位陣になかなかチャンスが少ない展開であったが、しいて言えば最近では決勝常連の肥田緒里恵プロがアベレージ僅差で決勝に進出出来ず、久々に健闘したアマチュアの榎本選手がところが波乱であったか。 予選終了の結果、高橋・森雄介・米山・田中・熊沢・清田・榎本・阿部の8名が決勝に進出した。
決勝ベスト8のトーナメントに入り、ライバル同士の阿部 vs 高橋の対戦は波に乗れない高橋に対し、阿部プロがホームテーブルの利を生かし、当て潰し作戦が効を奏したか17キューで高橋プロを下した。熊沢vs田中の対戦は16点のランを出してリードする熊沢プロに対し、田中プロは当たりが出ず全く点数が繋がらず、10キューで熊沢プロが勝利した。 田中プロは昨年度はバンドに対して飛躍的とも言える活躍をしていたが、今年に入ってからは何故か精彩を欠いて元気が出ないようだ。森 vs 榎本の対戦は元アマチュアバンドチャンピオンの面目躍如といわんばかりの気合で榎本選手が若き森選手に挑んだが、気負いもあったのか榎本選手のスコアが伸びず、10キューで森選手の勝利となった。一方、米山 vs 清田 の対戦はつばぜり合いのような展開となり、清田プロが5モアで外し、16キューで辛くも米山プロの勝利。
「 阿部プロ、久々のファイナル進出!」
ベスト4に入り、阿部 vs 熊沢の対戦は、熊沢プロにやや疲れが見えはじめたか当たりが出なくなってしまった。 阿部プロはややディフェンス気味のプレイではあるがファイナル前に気合を温存しつつ18キューで熊沢プロを下し、久しぶりのファイナルに駒を進めた。森 vs 米山の対戦は、21点のランを出して段々と調子を上げてきている森選手に対し、米山プロが自分のペースを掴む前に6キューで森選手が撞き上げてしまった。
「 止まらない天才、森 雄介ファイナルはまたも20アベ! 」
3位決定戦、熊沢 vs 米山 の対戦は両者当たりが出ず、その前のベスト4からすっかりスコアが伸びなくなってしまった熊沢プロに対して、米山プロが我慢強さを見せて、18キューで熊沢プロを下した。尚、第5位には榎本選手が入賞する形となった。
いよいよ、ファイナル 阿部 vs 森プロの対戦は、阿部プロの初キューで始まり、久々のホームでのファイナルで若き天才に一泡吹かせようと気合満々の滑り出しであったが4点で外してしまう。 しかし、阿部プロの後球は厳しい配置になっている。 ところが、森選手の更に気合一閃、1点目は強くついて次もバラバラだが、2点目に表回しでキスをギリギリで外し寄せ球となり、1発でレールナースの形にしてしまう。だが、11点目でクッションと先球の僅かな隙間をスレスレに手球を抜いてしまい、10点で阿部プロに良い球を渡してしまう。 しかし、阿部プロが何故か安全に強く撞いてしまい、2点目でバラバラにしてしまった。 結果3点目は大幅に外して森選手の出番となるが、阿部プロがディフェンス気味に撞いていた為に相変わらず後球がバラバラに難球が残っている。 ところが、それを物ともせず森選手が手球にスピードをつけた薄い球で正確無比のショットで当てて、その後ほぼノータイムで撞いた「 逆ヒネリの切り返し先球二重回し 」が決まり、たったの3点でまたコーナーに寄せこんでしまった。そこから森選手持ち前の速度のあるテンポで得点を重ね、途中で難しい微妙な配置になっても早い判断で感覚的にあっさりとこなし、あっという間に残り30点を2キュー目で取り切ってしまった。ファイナルは隣のテーブルで3位決定戦が先に始まっていて、かなり後から始められたが開始から僅か13分で森選手が隣のテーブルよりも遥かに早く撞き上げてしまったのである。
これで、森雄介選手は昨年の小林英明戦に引き続き、2キューでファイナルでの連続アベレージ20点で2戦連続優勝。10代の若き驚異の天才はまったく以って留まるところを知らない。これからこの天才と対戦して行くにあたって、今までトライアルシリーズの上位で戦ってきた若手プロ達は心機一転した形で自分達の技術的改革を目指さない限りは、先々は森 雄介選手には引き離されて行く一方になるのが目に見えているであろう。今年はまだ初戦が始まったばかり、これから残り3戦で意地を見せる若手プレイヤーが現れるのを期待したい。
また、森 雄介選手のような天才が現れたのもバンドトライアルが今まで継続して来られたのが大きな要因のひとつといってよいだろう。 スポンサーの多大なる後援、記事をアップして戴き協力していただいて支えて下さっている方々に改めて心から感謝したい。次回、「 2013バンドゲーム トライアルシリーズ 第2戦 」は6月2日(日)の予定。

2013 バンドトライアルシリーズ開幕
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4月13日(土)エントリー締切

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