
呉珈慶(ウーチャーチン)
中国国籍ながら台湾で兵役中だった呉珈慶ですが、思わぬ形で早期退役となりました。昨年9月、検査で慢性骨髄性白血病にかかっていることがわかり、現在、服薬によって病状は安定しているとのことです。早期発見が何よりも幸いでした。本来の兵役終了は2013年4月のはずでしたが、呉珈慶は旧正月明けの2月には中国に帰国し、ビリヤード選手としての競技生活に戻るそうです。
2005年に16歳5ヶ月で9ボール世界チャンピオンになり、その4ヶ月後には8ボール世界選手権にも勝ってダブル世界チャンピオンとなった呉珈慶。2007年には全日本選手権にも優勝しています。2011年の全日本選手権では盟友柯乗逸(カーピンイー)に決勝で敗れて準優勝でした。
順風満帆に見えた彼の前途が波瀾万丈なものになったのは、2008年にシンガポール移籍騒動が起きてからでした。結局、シンガポール移籍は実現せず、2年間の競技資格停止後、2011年から中国籍としてビリヤード界に復帰しましたが、台湾時代に兵役の義務を果たしていなかったことから、2012年4月から中国籍のまま台湾で兵役に就いていました。
順調なら、9月の9ボール世界選手権には出場してくるのでしょうか。また彼の雄姿を大会会場で見れる日を楽しみに待ちたいと思います。
吳珈慶患血癌 提前退役
罹患血癌 當兵驗退 吳珈慶:感謝關心
慢性骨髄性白血病
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