喜島安広、連続防衛に成功!
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球聖位決定戦
喜島安広球聖 W-1 村上泰辰
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千葉の鳴海友和と大阪(ORC)の村上泰辰の間で戦われた第21期球聖位挑戦者決定戦。共に固さが目に付いた第1セットを村上が取ると、第2セットも鳴海がリーチをかける7番をミスしてから村上が逆襲に成功して2セット連取に成功する。後がなくなった鳴海だが、第3セットでは中盤でリードを広げて1セットを返す。第4セットは村上が3-0とリードするも、村上のノークッションファールから鳴海がマスワリ2発を絡めて6-4と先にリーチ。だがここから鳴海が決めきれず、勝負はヒルヒルに突入。第13ラック、村上が1番でスクラッチ。誰もが第5セット突入かと思ったが、鳴海が薄くした4番でサイドスクラッチしてしまい万事休す。村上、これを取り切って、喜島球聖への挑戦権獲得に成功だ。
トータル46ラック中、マスワリは鳴海が6回で村上が5回。ファールは共に7回ずつとほぼ互角。ただブレイクに関しては村上がプッシュアウト3回にノーイン1回と、ブレイクの安定度では鳴海が上回っていた。第4ラックのヒルヒルを持ち出すまでもなく、鳴海にも十分チャンスはあったのだ。勝敗を分けたものは、……月並みな言い方になってしまうが……やはり大舞台経験の差ということになるのだろうか。
ちなみに今日の試合は両選手のプレーがとてもスピーディで、観ている方としても非常に楽しめた。喜島安広球聖もアマチャアプレイヤーの中では一二を争うスピードシューター。明日も展開の速い緊張感のある勝負になることは間違いない。
さあ再戦。2年前の第19期は、村上3-1リードから喜島が4連取でタイトル奪取に成功している。データから見ると、マスワリ数は村上5回に対して喜島15回。バンキングでは喜島が7勝1敗と圧倒し、第5ラックでは5連マスを含むマスワリ6発で7-0という記録もある。そして今回の舞台は前回とは逆に喜島のホームだ。データだけ見れば喜島有利は動かないところだが、タイトル防衛のプレッシャーを感じざるを得ないのもまた喜島の方。タイトル連続防衛か?2年ぶりの再戴冠か?決戦開始まで、あと16時間だ。
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