丁俊暉(ディン・ジュンウェイ)
“Ding Prince Of Wales” 丁俊暉が決勝でマーク・セルビーを9-6で下し、ウェルシュ・オープン初優勝を飾りました。これで丁俊暉のランキングタイトルは4つ目になります。
今大会、丁俊暉はベスト16で現世界チャンピオンのジョン・ヒギンズにあと2球でゲームセットというところまで迫られましたが、ヒギンズがピンクをミス。ディサイダーでこの試合をものにすると、ベスト8でもスティーブン・リーとディサイダーに。取り切ればリーの逆転勝ちになるラストフレーム、リーがラスト・グリーンのショットに入った瞬間、観客席で携帯が鳴ってしまいます。これで手元が狂ったリーはグリーンをミス。2試合続けて土壇場で勝利をものにして勢いに乗った丁俊暉は準決勝でショーン・マーフィーを6-2で一蹴。現ランキング1位、準決勝でロニー・オサリバンを下したセルビーとの対戦となった決勝は、計5発のセンチュリーが飛び出すハイレベルな戦いとなったものの、前半5-3のリードから一度も追いつかれることなく、ゴールへ飛び込みました。
World Snookerのランキングイベントも終盤戦。“Haikou World Open(海南島)”、“China Open(上海)”と中国2連戦が続き、4月中旬からはいよいよ“World Championship”がスタートします。昨年自身最高位となる3位タイに進んだ丁俊暉。“UK Championship”は2度、昨シーズンには“The Masters”のタイトルも手にしました。アジア大会も2度制した丁俊暉にとって、残る目標はやはり世界チャンピオンでしょう。果たして、今年はどんな戦いになるのか、今からわくわくしますね(^o^)
World Snooker; Ding Prince Of Wales
Ding vs Stephen LeeWelsh Open 2012 Quarter Final Decider
※ 決勝では会場内で携帯を鳴らした観客2名が退場になったそうです。
Ding Junhui --Wiki
2006年ドーハ・アジア大会の丁俊暉
★JACK三軒茶屋店がビリヤード・スタッフ急募!