2006年04月13日

藤間レポート 〜カタールからの便り(その2)


藤間一男(ベトナムチームとの一枚。2005ブルネイ国際招待にて)

藤間レポート 〜カタールからの便り(その2)

 小切手を現金化するために銀行に行く。ドーハ最大のスーパーマーケットの中にある銀行は朝と夜だけ開いている。中に入り順番待ちの番号を取ると、なんと100人待ち!でも100人は行内にいない、殆どがショッピングで、待っているのは半分ぐらい。日本の銀行のように椅子が多く用意されておらず、ちょっと座っていたらセキュリティーがやって来て、「ソーリー、ここは婦人用」と言われた。なるほど、よく見ると周りは全部アバヤという頭から床をひきずるような真っ黒の衣装の女性ばかりで、顔すら見せない者もいる。男性はゾップという真っ白な衣服。我々が言う通常の格好をしてるのは、フィリピン人、インド人、パキスタン人などの出稼ぎに来ている人たちのみだ。
 結局、100人待ちは2時間かかった。窓口は3ヵ所。ATMは別の場所にあり、入金と引き出しだけで振込などは出来ない。窓口の対応もそっけない。日本に振込みたいと聞くと、振込と為替専門の会社があるからそこに行けといわれた。つぎの朝、その会社に行ってみる。振込み申し込み書などなく、メモに日本の銀行口座明細を書いて渡すだけで処理してくれる。だがとにかく、何をするにしてもロスタイムが多く、イライラはつのるばかり。約束された時間に実行されたためしがない……。
 14日から隣国、UAE のドバイに10人選手連れて行きます。15日から21日まで、7ヵ国の湾岸諸国選手権(8ボールと9ボール)が開催される。ナショナルチーム・メンバーでマイキューがない(!)者は連盟からかなり良いキュー(Predator) が、ブレイクキュー、ジャンプキュー、キューケース共に支給される。


藤間レポート 〜カタールからの便り(その1)
posted by mathilda at 00:09| 新潟 ☁| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする