2010年07月12日

全日本14-1:羅立文(K.Andy)、強者の証

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羅立文(K.Andy)

 7月10,11日に東京は渋谷のCUEでおこなわれた全日本14-1オープン。今年圧倒的な強さを見せつけて勝ちまくっている羅立文(K.Andy)がここでも大爆発。決勝6試合でアベレージ33点を叩き出す驚異的な強さで他を圧倒し、今期公式戦5勝目を飾った。

 羅立文(K.Andy)はまずベスト32で、昨年の同大会ベスト8で苦杯を舐めさせられた菅谷慎太郎(K.Andy)にリベンジ。ベスト16(※1)では“SAMURAI”竹中寛に1キュー5点しか撞かせず、ハイラン100点を叩き出してみせた。ベスト8では同じハイランドをホームにする照屋勝司(Mezz)を13点に抑え、準決勝では天敵R・ガレゴ(Predator)との決戦に臨んだ。ガレゴは08年ジャパンオープン、08年14-1OPと、2度も決勝で羅に涙を呑ませている因縁の相手。ピリピリした空気の中、両者おかしくなりかけたが羅が持ち直し、100-51で快勝して(※2)決勝へ。反対の山を勝ち上がって来たのは、グランプリで好調が続く水下広之(※3)。水下は06年に続く2度目の決勝進出だ。先週のグランプリ第4戦準決勝では羅のリーチから水下がリーチに持ち込むも、羅が辛くも逃げ切っている。リベンジ&プロ入り初優勝に気合が入る水下だったが、決勝でも羅の勢いはまったく衰えなかった。ファーストラックこそ先行を許したものの、再びテーブルにつくと着実にランを重ね、95点ハイランで圧勝だ。「日本で一番勝ちたかったタイトル」と語っていた羅。11日の夜は応援に来ていた愛妻と共に勝利の美酒に酔った。「普段から練習でいつも撞いている慣れ親しんだ14-1だけに、昨年までは勝って当然という気持ちが強すぎた」とも。積み重ねてきた勝利からくる絶対の自信が、羅のもつ潜在能力を一気に爆発させたのだろうか。

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水下広之ブログ

 それにしても、強すぎる。ふと気になってネット上を調べてみたのだが、近年JPBA男子で一年間にOP戦を3勝したプレイヤーはいない。04年(東海9GP&JPBAチャンピオンシップ)、08年(関西9&JPBA9フェス)にそれぞれ2勝を挙げた川端聡(Adam)が両年度でそれぞれランキング1位になっていることから、OP戦3勝、GP2勝の羅には既に“当選確実”ランプが点いていると言っていいのかもしれない。更に言えばアベレージ33点という数字(内垣解説)は、今後ライバル達に“回したら負け”という強いプレッシャーを与えることになるだろう。この数字は、フロックや勢いではなく、羅が“強くて巧い”ことの証なのだから。
 羅立文(K.Andy)は昨晩、今週末の名古屋OPに出ることを決断。その後7月末のギネスはパスして、グランプリイースト第5戦&第6戦への参戦を予定している。この2戦で東のランキング1位を確実なものにしてしまえば、10月の14-1世界選手権&US9ボールOP参戦という海外遠征プランも現実的なものになってくる。羅が今年どれだけ勝ちまくるか本当に楽しみだ。だがその半面、JPBA日本勢の巻き返しに期待したい気持ちも強い。今大会では水下広之を筆頭に東の中堅&若手が大健闘。土方隼斗(Mezz)、安藤誠(Baron)、照屋“ファイナル・シーサー”勝司(Mezz)、原“ジーザス”勇、井上浩平(Flannel)、塙圭介(Predator) が、“大エース” 高橋邦彦(Mezz)と共に決勝ベスト16入りを果たした。自転車レースのように、一人が独走すれば、それを許すまじと全体のペース(レベル)も上がるもの。“羅立文台風”の暴風は、更なる激しい戦いへの狼煙となることだろう。盛り上がれ、ジャパンプール!

(※1)正直なところ、この一戦をUSTREAMライブしたのはSAMURAIの戦いぶりを見て欲しかったから。だが、SAMURAIは5分も映っていただろうか……。気になる人はCBNTをチェックしてみてください。

(※2)羅が残り5球となった時、それまでのガレゴの厳しい表情が、ふっと、諦めの表情に移り変わっていったのが実に印象的だった。ガレゴは日本での羅の奮闘振りを最も高く評価しているプレイヤーでもある。これからも両者のハイレベルバトルに期待したい。

(※3)水下は5月におこなわれたスヌーカー全日本選手権にも出場している。こういった幅広い活躍もレベルアップに寄与していると思うのだが、どうだろう?ちなみに、水下の使用タップはKAMUI。

(※4)羅の使用キューが変わった!画像) これはキースアンディが楊清順の要望を取り入れて作った“楊清順モデル”キュー。台湾で試し撞きした羅が気に入って、楊から譲り受けてきたのだとか。気になる人はキースアンディに問い合わせてみては?

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原“ジーザス”勇

全日本14-1:決羅立文(K.Andy)優勝!

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大会日程
2010年7月:




posted by mathilda at 12:10| 新潟 ☔| 国内プロ公式戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする