2010年02月21日

内なる“FORCE”を感じてみよう

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マックス・エバリー

 アメリカのマックス・エバリーがAZbilliardsに載せたコラムが面白かったので、意訳を載せてみました。是非、お試しあれ(^o^)

内なる“FORCE”を感じてみよう

 『最近、ハリウッドビリヤードの仲の良い友達がプレイについて助言を求めてきた。5分間彼をじっと観察すると、彼が多くのショットで緊張していて、ヘッドアップ気味になっていることが分かった。……


……それに加えて、彼はポケットしようという気持ちが強すぎるあまり、キューをこじってもいた。私は、アドレスを決めて素振りを済ませたら、撞く前から撞き終わるまで目をつぶるよう、彼にアドヴァイスした。言い間違いではなく、その通り私は目を閉じて撞くよう、彼に言ったのだ。彼は私を疑わしげに私を見たが、やってみることにした。
 彼は最初の1つか2つのショットはミスしたが、その後はまったくミスをしなくなり、最後には角度のある遠い球のような難しいショットも決めてしまった。彼は、今度は「わぁ、信じられない、目をつぶってこれだけのショットを決めたよ!」とでも言いたげに私を見た。私でさえ彼が成功したショットには感心してしまったほどだ。
 この話にはいくつかの教訓がある。一つ目は、自分のアドレスを邪魔しない方法を覚えられさえすれば、自分のショットの正確さに驚かされるということだ。ヘッドアップしたりこじったりすると、一生懸命やってきたアドレスが台無しになってしまうのだ。二つ目は、目を閉じて撞くことは、アドレスがショットにとっていかに大切なものかを証明しているということだ。アドレスさえしっかり決まっていれば、文字通り目を閉じて撞くことができるのだ。三つ目は、撞く時にいったん的玉に向かって構えてしまえば、あとは感覚と「筋肉の記憶」で撞けてしまうということだ。目を閉じることで、ボールが入るかどうかに気を散らすことなく、自分がやるべきことに完璧に集中できるようになるのである。
 私の友人は目を閉じた時、ヘッドアップしたりこじったりしなかった。目を開けて同じような平静な状態に持っていくには時間がかかるかもしれないが、しばらく練習に取り組めば彼も出来るようになるだろう。目を閉じて練習する時は、ショットの最中に身体がどのように感じているか、どの部分が動くかに注意すること。そして、再び目を開けるときはその感覚を思い出して、目を閉じている時と同じように撞くこと。一週間、毎日試しに目を閉じて撞く練習をやってみてほしい。そうすれば構えが自然になり、ヘッドアップもこじりもなくなり、ゲームに対する気持ちも改善されるだろう。練習を楽しみ、そしてあなたの内なる“FORCE(力)”を解放してあげて欲しい。』


"Feel the Force" by Max Eberle

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posted by mathilda at 15:46| 新潟 ☁| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする