
将棋の第21期竜王戦は戦前から大注目を集める一戦となりました。迎え撃つのは20歳で初タイトル奪取に成功して以来、これまで4期連続して竜王位を保持し続ける渡辺明竜王。対する挑戦者は、今年“永世名人”の資格を取った将棋界のスーパースター、羽生善治四冠(名人、王位、王将、棋聖)。羽生はこれまでに通算6期竜王位に就いており、規定により、どちらが勝っても初の“永世竜王”が誕生することになるのです。
10月にパリでおこなわれた第1局は羽生が快勝。続く第2、3局にも勝って、羽生がタイトル奪取にリーチをかけます。最強の挑戦者にいきなり土俵際まで追い詰められ、さすがに弱気になる渡辺。そんな時、渡辺夫人がこんなブログ記事をアップして夫を応援しました。
迎えた第4局、これも渡辺にとって苦しい戦いとなり、終盤で渡辺竜王は、「次の一手をすぐ指されたら投了しよう」と思い極めるほどに追い込まれました。しかし、そこで羽生名人が数分時間を使いました。渡辺は「これはもしかしたら……」と思い直し、結局逆転勝ちで一矢報いることに成功します。
これで開き直った渡辺は第5、6局に連勝。そして、形勢が二転三転する大激戦となった第7局にも勝って、将棋界初の“7番勝負での3連敗から4連勝”に成功。史上初の“永世竜王”の資格を獲得したわけです。ちなみに今棋戦の優勝賞金は3200万円。
「渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ」 まさにその通り、まるでドラマのように劇的な戦いとなった今回の竜王戦。見事な逆転劇を演じた渡辺もさすがですが、第7局でほぼ負けが決まってからも、逆転を信じて指し続けた羽生の精神力の強さには心が震えました。ホント、諦めたら終わりですね。暗いニュースが続く年の瀬ですが、頑張っていきましょう(^o^)
渡辺明ブログ
妻の小言
第21期竜王戦(PCサイト)
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2008年12月:




